震災から2カ月半

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3月11日の震災から2カ月半。
多くの人が亡くなり、被災し、大切な物を失いました。
皆さま、震災の日、何をしていたか覚えていますか?
地震が起こったその時は、どこで何をしていたか皆さん覚えているでしょう。
しかし、その日の朝、何を食べたか、どんな会話をしたかまで覚えている方は少ないかもしれません。
それは、良い意味での「普通の毎日」であったからかもしれません。

私はこの日の朝、その「普通の毎日」の普通の写真を撮っていました。
これです。

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私が住んでいる賃貸マンションはファミリータイプなので、子供の声がよく聞こえます。
この写真は「幸せそうに撮れている」と自分で気に入っていますが、
日々日常のひとこまです。
お隣の部屋でもこんな事は日常なのだと思います。

それはもちろん日本全国、東北も同じ。
この平和な日常を一瞬で失ってしまった方々を思うと、この写真を見てただただ嬉しい気持ちにはなれず、
別の意味(平和で普通だった時)の記念の写真となってしまいました。

これから先、僕らは震災と原発の経験を背負い、次世代に伝えていく必要があります。
この写真のような日常を東北や千葉、その他の地域で被害に遭われてしまった方々に一日でも早く取り戻していただきたい。

テレビではバラエティー番組なども増え、風化しているようにも見えますが、人と話すとそんな事はありません。
これから永い支援が必要。復興は始まったばかりです。

人生を80年とすると生きている間に必ずと言っていい程大きな試練が来ます。
戦争であったり、震災であったり。
でも、その後復興させてきた先輩たちは、戦争、震災に遭い、大きな力を出し、復興させました。
私は今36歳。
先輩後輩に頼らず、復興に力を出せる歳です。

永い復興活動をすると誓った今、被災してしまった方の為に「してあげる」のではなく、
人の生活を取り戻すという事を、自分や家族の事のように喜べる強い人間にならなくてはと強く思う。
そして、強くなっていく自分を少しだけ感じられるようになった。

ボケッとしてたな。いままで。
でも、ボケッとできていた日々には感謝。

困っている人がいたら助けるのは当たり前。
立て直しましょう。日本を。間違いなくできます。
普通の日々を取り戻しましょう。







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このページは、bogolanmarketが2011年5月25日 12:10に書いたブログ記事です。

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